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2005年01月03日

妙感寺古墳

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白山平西南山麓には妙感寺古墳が所在する。現在は日蓮宗一翁山妙感寺の境内に位置し、周辺や墳丘を含めて発掘調査は行われていない。墳丘測量図によると、墳長95m、後円径52m、高さ7.5m、前方部幅50m、長さ43m、高さ5.5mを測る大型の前方後円墳である。主軸はN-100°-Wで、ほぼ東西方向に置く。墳丘の周囲は宅地化が進んでいるが、地籍図などによると、周囲には盾形の周濠と外堤が存在していたことが推測できる。現状ではわずかに北西側に堤の痕跡だけが残る。前方部は妙感寺境内の墓地になり、改変を受けている。前方部上には稲荷神社が鎮座し、後円部頂にはかつて建物が存在したようで、広く平坦である。総じて墳形は後世の改変を受けてはいるものの、特に北側斜面は当時の形状を良く残しているものと思われる。なお外堤の北西部は、名鉄犬山線により大きく破壊されている。墳丘では土器・埴輪などは確認できないが、川原石による葺石が認められる。墳頂から4・5m下方の地点で斜面の変換点が存在し、段築が存在する可能性がある。規模および墳形、さらには盾形周濠の存在など、岐阜市琴塚古墳と類似する大型古墳である。

Posted by jiro at 2005年01月03日 16:39