2005年02月13日
鉄剣鉄槍

鉄剣(4点)
図45-2と19〜21で、2は1号鏡下で鉄刀2と伴に発見されたもので、状況から鉄剣とした。19は残存長42.2cmで幅3.2cmで、茎部は欠損する。端部に木質が僅かに残る。21は長さ62.7cm、幅3.4cmで茎部付近を中心に木質が残る。両者は北壁東部の鉄刀群内に含めて配置されていた。20は5・6号鏡下で発見した朱鞘入の鉄剣で、破損が著しいが、長さ35.5cm、幅2.8cmで、茎部は8cmを測る。
鉄剣鉄槍(17点)
鉄槍として報告されている資料は、おおむね全長25cmから30cmのものが主体であり、片面だけの現状観察からは布の痕跡は見られず、部分的に身部には木質が観察できる。関部は小さな直角関も見られるが、多くは斜めか不鮮明で、茎長は2cmから3cm弱と短い。呑口式は見られず、直線的である。3と13などには鞘口の痕跡が見られる。また11には関付近に縦方向の木質が残り、合木の痕跡の可能性もある。
「鉄槍」は南壁東側で6・9・11の3点がまとまって出土し、南壁中央部では1・3・7・8・12・13・16の7点が列状に見つかっている。北壁中央部には2組3点が発見されており、4・5・10・14・15・18の合計6点。南・北壁で列状に配置された資料はすべて切先を東側に置く。
Posted by jiro at 2005年02月13日 11:00