« 刀子 | メイン | 鉄刀類 »

2005年02月13日

鉄鏃類

tetsu02.jpg
鉄鏃(6点)
逆刺がある柳葉形で大型幅広の鉄鏃4点と、方頭形を呈する無茎のもの2点に区分できる。前者は1と2〜4に細分でき、1は現状で7.5cm、鏃身の長さが5.9cm、身幅4cm弱。厚さ3mmの扁平で、刃部は外反状で段を持つ。
箆被は厚く、幅2.1cm、厚さ5mmで、側面には面を残す。箆被長は1.8cmで茎に連続する。茎は幅10mm、厚さ5mmの長方形を呈する。2はやはり逆刺をもつ扁平なもので、残存長9cm、鏃身長6.6cm、鏃身幅2.7cm、厚さ5mm。箆被は細長く長さ3cm、幅1.2cmで厚さ7mmの長方形。端部に茎に続く痕跡が見られる。3は鏃身長6cm強、鏃身幅2.7cmで厚さ5mmを測る。刃部はやや外反状になる。6は2・3と同様な箆被部。茎は8mmほどの円形で、樹皮が残存する。方頭形を呈する4は長さ6cm、幅2.9cmで厚さ6mmの鉄板状。上端部は平面的で刃部は見られない。大きく外反状に開く逆刺下端部は、断面幅4mmの三角形状を呈する。5も同様であり、身端に布痕跡が見られ、三角形状の矢尻鋏には黒漆が認められる。鉄鏃は1が南壁、2・3が北壁中央部南側から出土している。4・5は東壁東北隅からの出土。

Posted by jiro at 2005年02月13日 10:51