11月14日金曜日: 伊吹山麓からの風景

カテゴリ: 風景
投稿者: ziro
荒尾南遺跡

久しぶりに広大な発掘調査風景に遭遇
岐阜県大垣市 荒尾南遺跡
継続的な調査が実施されていますが,
今回は遺跡西側に存在する窪地(河道)
そこから大量の土器が発見されてます。
おもしろい形のものや
そして,またまた弧帯文・・凄い
この遺跡において,廻間1式期
いったい何がおこっていたのだろうか・・
伊吹からの風は乾の方向からやってくる
里を風から守るためには・・
ムラの西側の窪地に風よけの樹木が必要だったはずだ・・
そして,そこには処置される土器や土が
そんなシーンが脳裏をかすめたが・・

荒尾南遺跡

新聞報道では「水辺の祭祀」に関連する・・・
なるほどそうかもしれないが・・
やはりこの場面は少し異なるようにも思う
一方で遺跡の東側には,湧水点がひろがる場所がある
いい雰囲気です。清浄な場面はこちらだと感じた。
伊吹山が美しく,心地よい見学日和でした。

現地説明会 岐阜県文化財保護センター
15日午後1時半〜3時半

荒尾南遺跡

10月21日火曜日: 荒尾という水の里

カテゴリ: 風景
投稿者: ziro
『荒尾南遺跡III』大垣市埋蔵文化財調査報告書第18集
大変興味深い内容が掲載され,上手く整理された
報告書が刊行された。送付に感謝
大垣市の鈴木元さんのこだわりを感じます・・
この遺跡に偏在するとされる
弧帯文や各種の金属製品などなど
飾られた木の道具や土の器・・
どれも素晴らしい作品に写る。
遺跡の評価はランクづけされた上位集落へ
一気に駆け上がってきたかに見えるが・・
美しく奇異な遺物は時としてそう判断させる
はたして・・

部族社会が息づく里やその民にとって
受け継がれた優れた技術とデザインは踏襲されていく
それは部族社会がもつ規範として・・
あるいはその外枠を形作っているものでもある
そう考えたい。そしてそこには神話が宿る。
荒尾の里は不可解にして
その遺跡の評価をわれわれに問いただし始めた
美しき,良き湧き水が溢れ出し・・
「水都」荒尾の神祭りが執り行われる場面
そして「乾」の方向からやってくる 風の神
この地域を支え,方向づけた意思は
この遺跡の中に必ずある。楽しみだ
カテゴリ: 覚書
投稿者: ziro
荒尾南遺跡巴形銅器

岐阜県大垣市荒尾南遺跡
現地説明会開催
2007年11月17日(土曜日)午後1:30〜3:30
岐阜県教育文化財団 文化財保護センター

今回までの調査成果を総合すると,従来まで
やや不明瞭であった集落の動向,,
ある程度推定できる段階になってきたようだ。
広大な荒尾南遺跡,まずは弥生集落としての
動的な動きをかいま見ることができる。しかし
その真の評価は,まだこれからということになる。
問題は,荒尾南遺跡にとっての最大の画期
廻間様式成立期の遺構群および関連遺物群の評価にある

先回,報告された二世紀に遡る奇妙なデザインの倭鏡,
そして今回は巴形銅器や最古の弧帯文土器など
これらは,どうやら遺跡北部の湧水点祭祀に係わる
遺物群と推定できるようだ。
「水都」荒尾の神祭り
そして「乾」の方向からやってくる 風の神,イブキ

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